ハワイ旅行 2日目

きれいなきれいな朝です。閑散期とはいえどハワイはどこに行っても日本人だらけで、店に入れば先方から日本語で話しかけられるのがどうにも違和感…。日本にいると、普通に外国人から英語で話しかけられて、それに答えられないと申し訳ない気分になったりするもんだけど、本来はそれっておかしいよなーと思うのでした。
他国にいるのだからその国の言葉を話せるように、異邦人は努力するべきで、迎え入れる側があれこれ世話をやく必要はないわけで。まあ心情的にはいろいろあるんだろうけれど。ハワイでは日本語が通じれば通じるほど商売になるのだろうし…それほど日本人だらけだった。

しかしハワイを訪れる日本人は、言い方は悪いけれど、みんな等しく俗物という感じがして、それを隠さぬ様子がとても良い。皆リゾートのために訪れていて、それこそ円高を利用したブランド物のお買い物や、ハワイならではの食事やマリンスポーツを楽しむために来ているわけで、皆、等しく、崇高な目的や、熱い使命感などないわけで、それが俗物のわたしには心地よいのでした。

似たようなリゾート地で沖縄があるけれど、沖縄はそれこそ、バックパッカー風の「自分は普通の旅行客とはちょっと違うんだよねー」っぽい人がいたりするのでたまに鼻につくことがあるのです。



この日の朝は、卵料理の有名店、「エッグスン・シングス」に行きました。名物のふわふわパンケーキと、モッツァレラチーズいっぱいのオムレツ…美味しすぎ。パンケーキはおいしいし、生クリームも甘すぎず、惜しげもなく乗せられたいちごも美味しかった!

そのあとはバスを乗り継いで一時間半の旅…「ワイケレ・プレミアム・アウトレット」へ行きました。

わたしの母は、最近気づいたけどちょっと鉄オタのきらいがあるかもしれない。どこかに旅行にいくと、旅行者向けのシャトルやタクシーじゃなくて、必ず、現地の公共交通機関を使いたがります。現地の時刻表を読んだりするし、「乗換えが上手くいったときに達成感」とか、「遠くに行けば行くほど楽しい」とか、「色んな電車に乗りたい」とか…。

ちなみに今回のアウトレットには、特別なトロリーが出ていて、確か往復2500円ぐらいで連れて行って貰えるものがあったのですが、今回は母のナビゲートにより、現地の人が使う普通のバスで行くことにしました。さすがにミスなく現地にたどり着き、往復500円ぐらいで済んだので良かったです。

ただこのアウトレットは正直行く意味はあんまり無かった…。敷地は広いのだけれど、特に目に付くお店はなかったし。

アウトレットの価値は、本来の価値がわかっていて、そこよりも「安い!」という差益の喜びを享受できるところにあると思うので、本来価値がよくわからんアメリカンブランドがアウトレットになってたところで、さしたる有り難味もないのでした。唯一、コーチにだけは日本人が沢山いたけれど、確かに安いのかもしれないけれど、これも型落ちか何かで通常のコーチの店には並んでいないものが多かったので、本来価値がわからず、特に良いとは思いませんでした。

唯一の収穫、タピオカミルクティー。これは美味しかったです。でもこのアウトレットにはもう二度と行かないだろうなあ…。

その後はアラモアナセンターに行きました。やはり活気付いていて最大のショッピングモールというだけのことはあります。

最近できたばかりらしいミュウミュウ…可愛かったなー。お財布とおそろいのキーケースが欲しかったのだけれど、わたしの持ってるのと同じ色はありませんでした。残念。バッグも服もものすごく可愛かったよー…。


ヴィクトリアズ・シークレットもありました。店内はかなり広いです。どうもここのお店は、ピーチ・ジョンとイメージが重なる…。かわいーーと言って観てまわりはするけど、結局ここの下着は買おうとは思わなかった。

そしてまたアサイボールを食べる。ここのお店は梨香がブログに載せたらしい。

移動でくたくたに疲れてワイキキに戻って…この日の夜ご飯は、簡素に、ロイヤルハワイアンセンター内フードコートで。マウイ・タコスというタコスのお店なのだけれど、「ホノリリ」というメニューがお気に入りなのです!

ソフトタコスのやわらかい皮の中に、牛ひき肉と、大量の黒豆、チーズ、レタス、サワークリームが入っていて、一瞬びっくりするぐらい真っ黒の中身で、黒豆もものすごい量なのだけれど、妙にジャンクな美味しさがあって、やめられません。

この日はちょっと買い物して、疲れ果てて眠りました。