クレーム

木曜日、自分のお客さんからクレームの電話を受けました。


「騙しやがって」とか、「自分が稼げれば、どうでもいいんだろう」とか、散々言われた。


それも、話が成立してからたった一日の、わずかな動きで、そんなこと言われると思わなかった。一日で何がわかる?幸いにも、金曜日に事態は好転して、彼は手のひらを返したように「いや〜ありがとう」と言ったのでまた泣きたくなった。

状態が悪くなったときに、文句を言うお客さんはいるけれど、ダイレクトに「騙した」なんていわれると、やっぱり悲しくなる。

そもそも最初から少し嫌な予感はしてた。「状態が悪くなったら、お前どうするつもりなんよ?」みたいなことを言われて、そのときは聞き流したんだけど…。お客さんからの注文だったし。自己責任だってことは勿論わかっているお客さんは多くて、今時社員にそういう形で文句を言う人は少なくなりつつあったから、課長も「今時そんな、ねぇ…」と言ってた。

結果として状態が悪くなったとしても、騙そうと思ったことなんて一度もないよ。そんなことしても誰も幸せにならないし、状態が悪くなったら、わたしもとても辛いのに。

勿論こういうのも給料のうち。でも、そういうことを言われるたびに、自分の中の何かが磨り減るのがすごく良くわかるし、半日くらいずっと考え込んでしまう。