世渡り上手。

職場の同期で昼ごはんを食べてると、必ず、やめたいねーという話になる。んで、うち2名は、もう実際に行動を起こしていて、リクルートの何かに登録して面接を受けたり、リクルーターの話を聞いたりしてるっぽい。で、リクルートにいこう!という話になったんだけど、わたしは今辞める予定はないから「感想聞かせてね」と流したのだ。で、同期のAが、「うちも辞めたいから行く!」といって、二人についていった。…のだけど、わたしが見てる限りでは、Aはわたしと同じように、別に今すぐ辞めたいとは思っていないようなのだ。

それは行動の端々にあらわれていて、例えば翌日、リクルートの感想を聞いていると、二人は何かに登録をしたけど、Aはしなかったらしい。で、「あ…うちは、そんな長い文章とか、考えてなかったから…だから登録しなかったんだよね」と。

で、夏に仕事に必要な資格をとらなきゃいけないんだけど、二人が「もうやめるから関係ないよね、それのための研修とか、行くのやめよーかな」「そうだね行かないことにしようかな!」とか話していたら、「あ…でもうちは夏まではいるとおもうから研修はいかなきゃいけないと思うんだよね…」と言い出したり。

まあ些細なことなのだけれど、
あなたは誰に対して言い訳をしているの?どうしてそんなに申し訳なさそうに言うの?って言いたくなるのだ。それぐらい彼女が、「やめたーーい!」って盛り上がってる二人に水をさすときの口調は言い訳がましく、そして彼女の言い訳に対して当然、二人は何も言わない。
まあ、会話では、人に合わせてもいいと思うんです。やめたーいって話をしてるときはそんな話をしてもいい。でも、行動まで合わせる必要は、ないんじゃないかなーと思う。自分が辞めないんだったら普通にしてればいいし、別に、「辞めるための行動」を起こしていないことを、申し訳なく思う必要なんてないのに。

ちょっと恥ずかしい表現だけど自分は自分なのに。まあ彼女はそんなに考えて行動してるわけではないんだろうけど、少なくともわたしだったら、自分が真剣にやってることに、遊び半分で、中途半端に迎合されるのは、一番嫌だな…。なんかすごく、意思がないというか、マジョリティの意見になんとなーくついていくような彼女に、時々いらいらさせられることがあります。こういうのを、世渡り上手っていうのかな。合わない環境の中で、その状況を打破しようと行動してる二人のことは眩しくさえ思えるときがあるけど、何も行動しないで、かといって大して頑張ることもせず、ただぐちゃぐちゃ言って他人に合わせてるだけの人間はまったく尊敬に値しないや。苦労もあるけど、そんなんだったらわたしは、べつに世渡りなんて上手じゃなくてもいい。って思った。