ストレンジデイズ

弟がmixiの日記で祖母の家の匂いを嗅ぎたい、というような旨のことを書いてて、それを読んだ直後に眠りについたせいか、変な夢をみてしまった。どっかのコテージにいるわたしに、知らない人が、「これ、おばあちゃんの家から持ってきてあげたよ」と、見覚えのある祖母の家にあった風呂敷を持ってくるのだ。それを嗅ぐと祖母の匂いがして、わたしはわんわん泣く。そしたらいきなり目が覚めて、涙がどくどく流れてててびっくりした。夢だってわかったら尚更悲しくて、あぁ祖母の家はもうないから、祖母の匂いがするようなものも残ってないんだ、と思って、ひとしきり泣いた。どうして祖母はわたしの一番だめな時代しか知らずに、わたしに与えることしかせずに、いってしまったんだろう…。今ならもっと色々、してあげられたのに。いつも後悔ばっかりしている。

愛しあえばまたひとつの 存在に還れるだろう

瞳の奥もぐって あなたの細胞と仲良く手をつなぎたい
(♪ストレンジデイズ/speena