もうひとつ別れが・・・

同期のトモコ(仮名)が、月曜日に退職願を出す、ということを教えてくれました。もう本当に、仕事に耐えられないみたいだった。せっかくちょっと元気になってきてたのに、それで一気に落ち込んでしまって、さみしくて仕方ない…。


裏で何をやってるかわからん人たちの中で働いてたけど、たぶんわたしが一番信用してたのがトモコだし、彼女がいたから1年頑張れた…と思ってる。わたしとトモコはそんなにべたべたと一緒にいたわけじゃなかったし、休日に二人で遊んだことはなかったけれど、東京の研修が終わったあと一緒にディズニーランドに行って泊まったり、仕事帰りにいつもお茶をしたりして、かなりわたしの支えになってた。多分こういうのって失ってから、大事だったってことに気づくんだろうな。と思った…。少なくともわたしが、トモコがやめるやめるいってるのも、どこかで冗談だと思ってたし、そういいながら、あと1年ぐらいこのままでいられるものと思ってた。昨日、一緒に帰って、駅で別れる直前に、「aprilfoolがいてよかったよ」と言われて、別れたあと泣いてしまった。あぁでも本人に、やめないでほしいとかそんなことはいえなかった。言うべきことでもないし。


もう社内に、信用できるひとがいなくなってしまった。いや、いるにはいるんだけど…でも、わたしの投げかけた言葉を、正しい尺度で歪めることなく受け取って、咀嚼してくれるひとはいなくなってしまった。それがすごく寂しい。


同期はべつに友達じゃないし、望んで一緒にいるわけでもない。だからこそ、その中で気の合う人や安らげる人ができるなら、ほんとに奇跡みたいなことだと思ってる…。わたしにとって彼女はそうだったから、これからどうすればいいのやら、まったくわからない。多分選択肢のひとつとしては、仕事をがんばる、ということになるのだろう。

やめるって言われた日のお昼にこんなことをはなした。


わたし「でもさぁ…会社っていう共通のコミュニティを失くしちゃったら、やっぱり、正直共通の話題も減るし、少しずつ、疎遠になっていくものだとおもうんだよ。高校時代の友達とか、そうだもん」
トモコ「そうだね。うちらお互いそんなに頻繁に連絡する人間じゃないしね。じゃあ、このふたりは、別に、連絡とらなくっても、疎遠じゃあなくなったっていう解釈で。」


わたし「残されて、わたし、どう頑張ればいいんだろう 笑 いままでトモコがいたから頑張れてた気もするんだけど 一人じゃつらい」
トモコ「でも、少しずつ先輩とも打ち解けられてきたじゃん」
わたし「そう?」
トモコ「Fさんももうだいじょうぶでしょ?昨日、Mさんとも話していたでしょ?Kさんもだいじょうぶになったでしょ?もうひとりのFさんもいけるでしょ?…ほら、うちの課の4強を制すればもう大丈夫だよ」


そうなのかな…よくわからん。でもこれから気を強く持っていかなきゃと思った。もう、悲しいことがあっても、社内に頼れるひとがいなくなった。話せるひとはいるにはいるけど、きっと外部に漏れたり、わたしの意図とは違う解釈をされてしまったりするんだろうから。だからつらいことがあっても、一人でなんとかしなきゃ…というか、なんとかできるように強くならないといけないのだろう。


祖母のこともそうだし最近別ればかりでとてもつらい。でもそのつらさと比例するように、営業数字は積みあがって行く…たぶん負のエネルギーを向ける場所が仕事しかないからなんだろう。なんにせよ、月曜日がずっとこなければいいな。と考えている。せめて一ヶ月後だったらわたしの心の準備もできたのに。