スチュアート・リトル


多分中学二年生ぐらいのとき、祖母と一緒に観にいった映画…。ハードディスクを漁っていたら見つかって、懐かしくて観て見ました。そういえば祖母は居眠りしていたよなー…と思っていたら、やっぱり…な内容でした。

ねずみのスチュアートが、孤児院から引き取られるのだけれど、息子のジョージも猫のスノーベルも、スチュアートのことが気に食わなくて…という話。普通のハートウォーミングストーリーなのだけれど、いまいち盛り上がりに欠けた気がする…。
そういえば脚本は「ヴィレッジ」「シックス・センス」のナイト・シャラマン監督らしい!!びっくり…。

内容云々よりも、アメリカの養子制度が気になりました。どうやら日本よりも色々と厳しくて、夫婦の経済状況やら人格やら、たくさん審査基準があるみたい…。今回のリトル夫妻は問題なしにパスだったのですが、たぶん、よからぬ目的で子どもを引き取ろうとするような人も沢山いるんだろうなぁ…。大学のころ、社会学の授業で養子の問題について触れていた(殆ど眠っていて覚えていないけれど…)のだけれど、そこで、日本人の子どもは人気がある、という話を聞いた覚えがある。これからは国内だけじゃなくて、国際養子という選択肢も増えていくんじゃないか、ということらしい。なんにせよネズミの養子はありえないのだろうけれど…。それはともかく、実の息子と分け隔てなくスチュアートに愛情を注ぐリトル夫妻の姿には涙しそうになりました……。