やりたいこと?

今日は、今年度末で退職する人たちの簡単なお別れ会がありました。結婚する人が大半だったかな…。

その後、祖母の初七日で伯母の家に行ったら、同い年の従姉がいて、ちょっと話をしました。

従姉「仕事いつまで続けるの?結婚するまで?」
わたし「いや、わかんないな。特に問題がなければ続けるし」
従姉「やりたいこととか、夢とかはないの?」
わたし「…ないかな」
従姉「ええ〜〜〜!信じられない!世の中楽しいこといっぱいあるのにさあ。わたしはやりたいことばっかりで、困ってしまうぐらいなのに」

従姉はいま、韓国の院に留学するための準備をしているらしい。大学を出てから一年半、フラフラ…と言ったら申し訳ないけど、バイトしてお小遣い稼ぎつつ、韓国語をやったりしてたらしい。
大学時代から、留学したりしてた彼女には、普通に大学を出て普通にOLをしているわたしは、すごくつまらないことをしているように見えるのだろうな、とたまに思う。でも…勤めて、お金を稼ぐことは、決してつまらないことでも、くだらないことでも、時間を無駄にしていることでもない、とわたしは思ってる。

世間体とか、資金のこととか、全部無視して考えたら、そりゃーやりたいことなんて沢山ある!!パリに留学してのだめみたいに暮らしたい、とか、ありあまる時間で毎日本を読んで、図書館司書の資格をとってみたり、デイトレで暮らしてみたい、とか、お料理教室通ってみたい、とか、ナントカソムリエとか、よくわからん資格とったり………いいな、こんなこと、と思うようなことは沢山あるんだけど。でもそういうことが、職業として帰結するか(図書館司書は現実味あるかも)わからないし、その資金は親に頼ることになるのかな、とか、今の仕事はどうすれば…とか、諸々の問題が出てくる。

伯母のところの三姉妹は、こういってはなんだけれどみんな「ふらふら」している。親戚たちに、いま、なにをしているの?と聞かれて、中々納得して貰うのが難しいような、というとしっくりくるかもしれない。それで、東京で一人ぐらしをしている上のふたり(27歳と25歳)は、未だ伯父と伯母に仕送りをして貰ってる。末の従姉にしても、留学費用やらは全て親掛かりだ。もし、そういった援助が一切ないとしたら、そしたら、夢なんて、中々見ていられなくなるんじゃないかなぁ…とわたしは思うんだけど…。


夢みたいな ことをするにはやっぱりそれなりのリスクが付き纏う。そのリスクを、親が負うのか自分が負うのか。
普通のOLをしていることを、わたしもどこかで、引け目みたいに感じてたりするんだろうか…。確かに小学校の文集に書いた夢よりは大分地味なことをしているけれど、それでも日々それなりに充実しているし、満足は、しているんだけどな…でも、人に「夢とかないの?」なんて聞かれてしまっては、ちょっと、考え込んでしまいます。

そういえば明日でわたしは入社1年!我ながら、よく頑張ったなぁ…と思っています。新人が入ってきて諸々のお役目から解放される!と思いきや、今年は研修が一ヶ月、某ホテルで缶詰で(!!!)行われるので、着任は五月なんだそうです…。わたし達のときは、一週間ごとに研修→支店→研修→支店を繰り返して、それはそれで辛かったんだけど…。