同志

同期の菊野くん(仮名)と最近メッセでよく話す。毎日のように仕事の話をしてる。彼もわたしも、わりと仕事に対して貪欲なほうだから、話がしやすい。こういう話を同期の女の子にすると、がつがつしてるとか言われそうだけれど、菊野くんにであれば心おきなく話ができる…。

取り扱っているものとか、勉強の仕方が若干違うから、彼と話すと、収益に結びつくようなアドバイスが得られることが多い。そういうこともあって、話すのは楽しいし勉強になるし、ひとりじゃないという気持ちになる。

それに、同期の女の子の一部は、わたしが話したことを、先輩に「売る」人もいたりして、あまり気が許せないけれど、彼に関しては口がかたくて、信用ができる。

こういう風に書くと、男女の仲としてはどうなんだ!という方向になりそうだけれど、残念ながらあんまり、そういうことは考えたことがない。…ただ、男女が仲良く話をしたり、電話をしたりすることを、誰かに見られたり、知られたりすると、すごく、冷やかされたり、嫌なことを言われたりする。もう大人なんだから、いや、大人だからこそ、異性の友達がいてもおかしくないと思うのに…。どうなんだ、と聞かれるたびに、「麗しき同期愛です」とこたえている。

仕事仲間としては、目指す方向が同じだし、考え方も同じだし、忌憚なく意見をいえる存在ではある。そういう意味でとても貴重で…ある意味、同志のようにわたしは思ってる…というのは言い過ぎかもしれないけれど、でも気づけば、社内では安心できる存在のひとりになっていた。いつまでもこうして、友達として、同僚として、いろいろ話をしたいなーとおもってる。

六月は明日で終わり、収益的にも明日が締めになります。女性が多いうちの課で、時に収益より重視される「気遣い」とか、「雑用」が苦手なわたしは、収益を出すしか認められる方法がありません。殊に男性はストレートに数字を見て評価してくれるから…。出せば出したで、「収益出せばいいと思ってる」とか、言う人もいるけど、でも、収益も出せないで、愛想ばっかり振りまいているよりはずっとまし…。仕事は黙々と、一生懸命やっているつもりです。あとちょっと、今月も結果を残せるように頑張らないと…。