20世紀少年第二章-最後の希望-

20世紀少年 第二章-最後の希望』を同僚と観にいってきました。

うーん…やはり漫画の面白さには劣ると思ったけれど、あの内容をああまで映像化できたことは、素直に凄いと思った!
特筆すべきは、

・小泉キョウコ役の木南晴夏の怪演!
新興宗教にハマる青年役のARATAくんが気持ち悪くなってた…

木南晴夏は『銭ゲバ』で初めて知ったんですが、とにかく演技が自然で、巧くて、
正直、見た目は女優とはとても思えないぐらい普通なのだけれど、つい目で追ってしまうような…。
今回の主役?の遠藤カンナ役の平愛梨が完全に喰われてる!!!とわたしは思いました。

そういえば映画公開にあたって特番をやってたんだけども、平愛梨がいまいち好きになれませんでした。
常盤貴子浅野忠信と並んでトークをしてたんだけど、唐突に内輪ネタで笑い出して、その笑いが止まらなくなってたりとか。
インタビュアーの唖然とした感じとか、常盤貴子の冷笑とかが 画面を観ているこちらにもびんびんに伝わってきて、居たたまれなかったよ…。
演技は、期待していたほどではなくて、カンナにしては若干声がアニメっぽい気がしました。顔が綺麗なのでなんとなく長身なのかと思っていたけれど、実は152センチと小柄なようで、だから声もあんな感じなのかなぁ…。
ただ、ルックスは本当に遠藤カンナそっくりでした。

総合的にみればとても満足できる映画だったなぁ…
しかしわたしは、原作がある映画は、原作のイメージ補完用と割り切って観ているので、
漫画を知らない人が読んでどう感じるのかはよくわかりませんでした。映画から入ったわたしの母は、なんだかよくわからない、と評していたけど…。

いや、なにはともあれ、木南晴夏ばんざい…!!